手抜きとまでは言いませんが・・・工事日記

今回、在来工法の浴室を既存柱①.JPG
解体している時に気付いたの
ですが、あるべきはずの
柱がありません。

いや、あるにはあるのですが
半分ほどの柱に変わっている
様子。それが右の写真。

梁にホゾ穴が開いているので
当初は柱を入れる予定で
あったのは明らかです。

どうしてこうなったのかは
下を見てすぐに想像できました。

 

 

既存基礎①.JPGそのままずーと下に
視線を移すと
あれ?基礎が足りません。

当時何があったかわかりませんが
急遽こういう形で造ったので
しょう。

見えない所ですから
こういう事はよく見かけます。

このお家は他の工事はしっかり
造っている印象でしたので
少し残念です。

ただ今回の浴室は少しサイズアップでしたので
柱を抜いて梁補強の予定でしたので何も問題
ありません。

 

 

梁②.jpgそれがこちらの写真です。
大きな梁をいれて補強
しています。

こうする事で浴室の
サイズアップや引き戸仕様の
場合にこういう工事をします。

 

 

 

次は別のお家。
漏水しているので直してくださいと連絡がありました。

漏水現場②.jpg

漏水③.jpg

 

 

 

 

 

 

 

ご主人が排水の汚れを取ろうと、ブラシでゴシゴシ掃除を
したら排水が外れたようです。

これは完全な手抜き工事。
排水はそんな簡単に外れません。
結果、浴室を壊さずに半日で直りました。

ただ、私共が来る前に依頼した業者さんは、高齢の大工さんが
来て、原因がわからないと浴槽の水を排水されて
帰ったようで1階が水浸しになっていました。
「お酒くさかったんです・・・」とお客様は言っていました。
最低の業者です。一体どうやってここまで来たのでしょうか・・・

これはちょっと稀なケース。
こんな業者さんはほとんどいませんので。

 

 

 

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