手抜きとまでは言いませんが・・・工事日記
今回、在来工法の浴室を
解体している時に気付いたの
ですが、あるべきはずの
柱がありません。
いや、あるにはあるのですが
半分ほどの柱に変わっている
様子。それが右の写真。
梁にホゾ穴が開いているので
当初は柱を入れる予定で
あったのは明らかです。
どうしてこうなったのかは
下を見てすぐに想像できました。
そのままずーと下に
視線を移すと
あれ?基礎が足りません。
当時何があったかわかりませんが
急遽こういう形で造ったので
しょう。
見えない所ですから
こういう事はよく見かけます。
このお家は他の工事はしっかり
造っている印象でしたので
少し残念です。
ただ今回の浴室は少しサイズアップでしたので
柱を抜いて梁補強の予定でしたので何も問題
ありません。
それがこちらの写真です。
大きな梁をいれて補強
しています。
こうする事で浴室の
サイズアップや引き戸仕様の
場合にこういう工事をします。
次は別のお家。
漏水しているので直してくださいと連絡がありました。
ご主人が排水の汚れを取ろうと、ブラシでゴシゴシ掃除を
したら排水が外れたようです。
これは完全な手抜き工事。
排水はそんな簡単に外れません。
結果、浴室を壊さずに半日で直りました。
ただ、私共が来る前に依頼した業者さんは、高齢の大工さんが
来て、原因がわからないと浴槽の水を排水されて
帰ったようで1階が水浸しになっていました。
「お酒くさかったんです・・・」とお客様は言っていました。
最低の業者です。一体どうやってここまで来たのでしょうか・・・
これはちょっと稀なケース。
こんな業者さんはほとんどいませんので。