手抜き工事
今日はマンションで浴室リフォーム工事だったのですが、これは換気扇のダクトの写真です。
アルミダクトにナイロンテープでふさいでいます。
写真ではわかりずらいですが、
雑にテープを巻いているだけなのでふさげてません。
何年か前に、他業者さんで浴室乾燥機を取り付けた様です。
元々は中間ダクト換気扇が浴室とトイレを同時に吸っていました。(写真に少し写っている青いのが中間ダクト換気扇です。)
浴室乾燥機を取り付ける為には2通りの工事のやり方があります。
①2室用の浴室乾燥機を取り付ける。
②既存の中間ダクト換気扇をトイレ専用にして、1室用の浴室乾燥機を取り付ける。
この業者さんは②を選択したようですが・・・
今回のように浴室を解体してリフォームするのではなく、天井点検口からだけで
工事するのですから、やりにくいのはわかります。
しかし、はっきりいって手抜き工事です。
さらに、浴室乾燥機を取り付ける為には、
既存の天井を開口するのですが、開口したゴミや
はずしたダクトもお風呂の天井や脱衣場の天井に
放置していました。
長年、浴室リフォームをやっていると、
こんな事によく遭遇します。
見えない所だからと手を抜くばかりでなく、ゴミまで隠すなんて
普通の神経ではありません。
一戸建ての在来工法(タイル)のお風呂を解体していても、
年代物のコーヒーやジュースの缶がでてきます。
ため息がでます。
最近、中国の突貫工事や手抜き工事のニュースをよく目にしますが、
似たようなものだと思ってしまいます。