マンションリフォームで 3月28日
今日少しショックな事がありました。
マンションのキッチンリフォームをしていたのですが、
既存の流し台を解体して、システムキッチンを設置する為に
配管工事をしていると、
「あれ?」
排水管に穴が開いているのに気付きました。
それが上の写真です。
鉄管が腐食して穴が開いていました。
私がこの仕事に就いてから20年以上になりますが、鉄管に穴が開いているのは初めて見ます。
ちなみにこのマンションは築26年。最近はほとんどが塩ビ管ですが、
築年数が同じぐらいのマンションや団地などに、この鉄管の排水管はまだまだあります。
勿論、リフォームをして塩ビ管に交換できればいいのですが、スケルトンリフォームのように
水まわりをすべて解体でもしない限り、どうしても既存の鉄管が残ります。
このお家もキッチンリフォームだけの予定です。
お風呂も脱衣場の洗面台、洗濯防水板も一度も交換はしてない様です。
私は「このままでは水漏れしますよ」みたいな悪徳業者のような営業をしたくないのですが
実際、ここまで腐食していると言わざるを得ません。
ただお金もかかる事なので、
「もし、他の水まわりをお考えでしたら、できる限り協力させて頂きます。後、高圧洗浄業者などに依頼したりする時は必ず事情を説明してください」
とだけ言いました。
少し後味が悪い感じがしますが、
「これもキッチンリフォームをしていなければわからなかった事ですし、もしリフォームしていなければ必ず漏水事故になっていた事を思えば、やっぱりやってよかった」
と施主様に言ってもらえました。
そう言ってもらえるだけで、本当にうれしくなります。