ステンレスの天板か人口大理石の天板どちらがいいのか
Qキッチンリフォームを検討しています。人口大理石の キッチンにしたいと思っていましたが、色が付きやすいなど 聞きました。ステンレスのキッチンの方がいいのでしょうか? オススメはどちらですか? |
A お問い合わせ有難うございます。
システムキッチンをお選び頂く時に、
「天板をステンレスにするのか人口大理石にするか」
で悩まれる方は多いです。
どちらがいいですか?とよく尋ねられますが、好みもありますし、予算もありますので一概には答えられません。
どちらもメリット・デメリットがありますので参考にしてください。
システムキッチンリフォーム 人口大理石天板のメリット・デメリット
人気は人口大理石(人造大理石)の方が人気はあります。
特に普及帯価格のシステムキッチンではほとんど人口大理石(人造大理石)の天板です。
(ちなみに人口大理石と人造大理石は違います。人口大理石は大理石と呼びながら大理石は入っていません。アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人口素材で、人造大理石は天然の大理石を粉砕し、樹脂で固めた半人口素材。
最近はこの定義が曖昧でアクリル系樹脂の天板であっても人造大理石と表記されているメーカーもあります)
人口大理石(人造大理石)は、大理石の風合いをだした物は豪華ですし、またカラフルな色をつけたシンクもあります。
天板とシンクを両方とも人口大理石の場合は、シンクと天板を接地するスキマもなくお掃除もしやすい特性があります。
また割れにくく、傷も目立たちにくいというメリットがあります。
デメリットとしては、人口大理石(人造大理石)は熱に弱く、色がつきやすい事です。
熱い鍋などを直接置くのはタブーです。
ただ、ポリエステル樹脂の人口大理石(人造大理石)はシンク等に色が付きやすく、
経年劣化により黄ばむようですが最近はアクリル系樹脂が主流ですので、熱にも強く、色もつきにくくなっているようです。
見た目ではわかりませんので、アクリル系樹脂なのかポリエステル樹脂なのか問い合わせる事も大事です。
オススメを紹介します。
リクシルさんの
「バリアコートワークトップ」です。
撥油・撥水コーティングのオプションです。
効果は使用状況により異なりますが約5年です。
再加工のサービスもありますのでオススメです。
システムキッチンリフォーム ステンレス天板のメリット・デメリット
ステンレスの天板と言っても
様々な種類があります。
人口大理石(人造大理石)の天板に比べ安価と思われがちですが、グレードの高いクリナップさんの
「S・S」やトーヨーキッチンさんの主力商品はステンレスの天板です。「ヘヤーライン加工」等の美しい天板は憧れですね。
硬質な美しさが魅力のステンレスは錆びにくい、熱に強い、優れた強度の特性があり、
システムキッチンには最も適した素材であると思います。
しかし、デメリットとして、傷がつきやすい事です。
ステンレスの天板は傷がすぐに付きます。その傷も味になるかもしれませんが、特にシンクはすぐに傷がつきます。
ステンレスシンクの場合、弊社では必ず「コート」の
オプションをオススメしています。
リクシルさんのシステムキッチンでは「デュアルコート」
クリナップさんのシステムキッチンでは「美・コート」などはステンレスシンクの汚れを落としやすく、
傷がつきにくく、また静音仕様になっています。
ステンレスや人口大理石(人造大理石)以外でも新しく「セラミック」の天板が発売されています。
リクシルさんのリシェルSI「セラミックトップ」です。
傷や汚れに強く、美しいまま永く使える素材のようです。