工事日記

工事日記

 

少し遅いですが・・明けましておめでとうございます(笑)

今年最初の工事日記です。今年もよろしくお願いします。

 

年が明けてから、リクシル、クリナップ、TOTOと何度もショールームに足を運んでます。

昨日も施主様と一緒に京橋にあるパナソニックのショールームに行きました。

 

3年程前になりますが、このショールームの4F?だったように思うのですが

業者様用のショウールームの浴室を2台組み立てました。

それ以来なかなか来る機会もなかったので少し楽しみでした。

パナソニックは大阪には箕面とこの京橋にあるのですが、この京橋のショールームは水回りの商品だけでなく照明や内装材など、ほとんどの商品がそろっています。

 

土曜日ということもあり、物凄い人の多さにびっくりしました。

 

不景気、不景気といいますが、本当に不景気なのかと思うほどの人の多さです。

たくさんの業者の人とお客様。業者のなかでも作業服を着ているのは私だけでした(笑)

 

その業者さんのなかに見覚えのある顔を発見しました。

 

元々親しい人ではないので名前は覚えていないのですが、確かに知っている顔です。スタッフジャンバーの背中に書いてある社名を見てやっとわかりました。

 

 

20年程前この会社に勤めていました。水回り工事との出会いです。

 

当時のマンションリフォームではパイオニア的存在の会社で

水回りのリフォーム工事の基礎はここで学びました。

 

彼は当時から営業部にいたと思います。

彼といっても私よりずっと年上で、当時で40ちょいぐらいかな~って感じでしたので現在では60歳を越えているでしょうか・・・

 

それにしても・・・若いな~当時と全然変わりません。

 

私は当時から比べると体型が少し(?)丸くなったので彼は気付いていないと思います。

声は掛けませんでした・・・

 

 

 

ショールームをでるともう辺りは暗くなっていました。

 遠くに.jpg

帰り大阪城の写真を撮りましたがピンボケ・・

小さなデジカメでは写りませんね

 

ちなみにリクシルさんのショールームは1月23~より

ほとんどが休館です。商品が新しくなります。

またたくさんのカタログを入れ替えしなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月になりました。今年ももうあとわずかです。

最近の水まわりのリフォームはお客様の要望も多種多様で

お風呂を入れ替えたり、キッチンを入れ替えたりするだけでなく、

お風呂やキッチンの設置場所を変えたり、家の中はすべて解体して

リフォームするスケルトンリフォームなども多くなってきています。

 

弊社も以前は水まわりの工事しか請け負わなかったのですが、

そのようなご要望に対応できるよう、大工工事、クロス工事、電気工事など

私が20数年仕事をしてきた中で、最も信頼できる職人さんや工務店に協力して頂き、今では大規模な工事も請け負うようになりました。

 

ただやはり私が出会った中で厳選した職人の方々・・・

みなさんやはり忙しい・・・

スケルトンリフォーム①.jpg

本当に無理ばかり言ってます(笑)

 

 

右の写真は現在工事中の一戸建ての家です。

築40年程のお家ですが、なかはすべて解体しました。

土壁の解体が大変でした。

完成は12月中頃。

本当に楽しみです。

 

在来浴室からシステムバスの工事依頼があり、在来浴室を解体しました。

在来浴室とは在来工法、いわゆるタイルの浴室の事です。

タイルの浴室からシステムバスにリフォームする場合、

システムバスの設置寸法を確保するようタイルをハツリます。

勿論、給排水工事もしないといけませんので、

設置寸法が確保されている場合でもタイルはハツリます。

 

タイルも老朽化すると、目地やひび割れから漏水しますので通常、タイルの浴室は

腰のあたりの高さまで基礎の上にブロックが積まれています。

その上にタイルが貼られています。

このタイルをハツルのは大変な仕事で非常に体力を使います。

何度やってもタイルの浴室の解体工事の後はヘトヘトになります。慣れる事はありません。(笑)

 

ですが今回の解体は簡単にできました。 在来浴室解体①.jpg

というのも、壁が空洞になっていたのです。

(右の写真です。)

写真を見てわかると思いますが、角の柱がありません。

この柱は2階まである『とおし柱』で非常に重要な柱です。

この部分はうすい外壁だけで家を支えています。

窓サッシからの雨水なのか浴室タイルからの漏水なのか

わかりませんが、とにかく家を支える重要な柱がありません

本来ならブロックを積んでいる部分ですが、積んでいるのは一面だけです。

積んでいない部分は木造である為に、漏水して木材に水が染みてぼろぼろになり・・・

 

このようなケースは

『お風呂工事のポイント』にも書いてあるのですが、実はあまり珍しい事ではありません

大袈裟でなく2軒に1軒は柱がボロボロです。

今回はシロアリではなく漏水が原因のようです。

 

幸いにも今回施工するのはノーリツさんのグラシオという商品。

外壁を開口して専用出窓をつくる商品です。

外壁の解体が簡単に済みました!!柱補修.jpg

勿論、柱はすべて補修しました。

この『グラシオ』という商品、増築をしなくても1サイズ大きい

浴室ができるという商品。

完成したらまた施工例でアップします。

http://www.noritz.co.jp/product/bathroom/glb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOTO  sazana.jpg

この8月よりTOTOのお風呂が新しくなりました。

少し前に「アメトーーク」という番組でご紹介されてましたからご存じの方も多いと思います。

少し前になりますが、組み立ての講習に参加しました。

以前の商品と施工方法が大きく変わりました。

講習の時はまだ決まって無い事も多々あったのですが、

一番驚いたのは床パンです。

ほっからり床という商品ですが、

以前の商品とは違い、少しやわらかいのです。

少しだけクッション性があると言った方がいいのでしょうか

すごくいいと思いました。

いままでいろんな浴室を施工してきましたが、こんな床ははじめてです。

もうショールームではお披露目していると思います。

浴室工事をお考えの方は参考にされるといいと思います。

http://www.toto.co.jp/products/bath/sazana/tokuchou/index.htm#tokuchou01

 

暑い日が続きますね。本当に暑い・・・

 

忙しさも今が一番ピークで、最近は戸建てやマンションの大規模改装工事、スケルトン工事

といわれる工事が多く、協力業者様と共に汗を流しています。

 

次に多い依頼が在来浴室の漏水修理です。

以前はこういう依頼は少なかったのですが、何軒かほぼ同時に依頼がありました。

 

在来工法の浴室とは、タイルのお風呂の事です。

ユニットバスに比べスペースを自由に有効に使える事ができますが、

防水面において不安があります。

 

依頼のあったのは集合住宅の在来工法の浴室。

もう一つは一戸建ての在来工法の浴室。

 

集合住宅の浴室は老朽によるものです。

ユニットバスに変更できれば簡単です。ただ既存のスペースでは

小さなユニットバスしか設置する事しかできません。タカラさんであらゆるサイズに

対応する商品があるのですが、今回は在来工法でリフォームします。

アスファルト防水①.jpg

タイルを撤去して防水します。

下地の状態から今回はアスファルトシート防水を

する事にしました。

左の写真はアスファルト防水をした上に左官工事

をした状態です。この上にバスパネルを貼る予定です。

完成しましたら近日アップします。

 

もう一軒は一戸建ての浴室の修理です。

リフォームではなく修理とあえて書いたのは、他業者さんのリフォームの修理なんです。

これはお客様から私共に直接依頼された訳ではなく、お世話になっているリフォーム会社からの依頼でした。

正直、他業者さんがリフォームした浴室を修理というのはあまりしたくありません。

やはりリフォームした以上最後まで責任を持つというのが当り前だと思うからです。

ただお客様は半年も困っているという事で、、、

 

一戸建ての在来工法の浴室の場合、大半がタイルの下は防水セメント程度の防水しか

していません。今回の漏水の原因は浴槽の下の防水でした。

FRP防水.jpg

浴槽に水をためて流すと染みていました。

左の写真はFRP防水です。

左官工事で下地をつくりその上に防水します。

アスファルト防水に比べ少し高価になります。

ここまですれば漏水する事はありません。

ただ、、、

やはり他業者さんの後はやりたくないです。