水まわりリフォーム工事において
弊社は見えない所、水道工事が最も大事であると考えています。
これは排水パイプです。
お風呂やキッチンなどの排水管の部材です。
写真の右側のパイプがマンションなどで使われるVP50です。左側に写っているのが、一般的に戸建てに使われているVU50です。
径は同じなのですが、厚みが違うのがわかると思います。
マンションなどの集合住宅では定期的に高圧洗浄工事などがある為、厚みのあるVPを使います。
ただ弊社は、食器洗浄機やエコキュートなど、高温にも対応できるよう、戸建てでもVP管や耐熱パイプを使っています。築年数の経った家ではさらにうすいVS管の場合も多いのでできる限りVP管に取り替えています。
これはポリブデンパイプです。
給水、給湯管です。弊社ではこのパイプを使っています。
施工性に優れ、ウォターハンマーなどの耐ストレスクラッキング性にも優れています。難しい説明になりましたが、要はウォターハンマーしにくいという事です。
さらに鉄管などの錆が発生しないので水質汚染しにくくなっています。
普通お湯のパイプは銅管ですが、銅管にあるピンホール現象にもポリブデンパイプは対応しています。
ピンホール現象とは、銅管に小さな穴があいて漏水するものですが、異種金属を使うことによる静電気や老化、腐食によるものです。
さらに弊社では写真のようにパイプを固定するバンドの取り付ける手間は惜しみません。
そして必ずテストゲージをかけます。
これは圧力をかけて漏水の有無を確かめるものです。
工事した所は勿論のこと、それ以外の場所も検査します。
後から「これは以前から漏れてました」などと言う事がないよう万全を期します。
テスト例です。
給湯器から給水、給湯管それぞれテストします。