トイレリフォーム成功のコツ　使い心地は便座選びから

トイレは年々進化しています。
スタイリッシュなタンクレストイレは 大人気です。

タンクレストイレは、各メーカーの最上位クラスの商品ですので、
おしゃれなスタイルだけでなく、機能も充実しています。

快適さを求めるなら、最新のタンクレストイレが一番です。

 

ただやはりタンクレストイレは通常の組み合わせ便器に比べ高額です。
手洗い器も取り付ける必要もあります。

 

タンクレストイレでも機能をおとせば、お求めやすい商品やまたタンクレス風トイレもあります。

見た目が重視。スタイリッシュな便器もいいと思います。

 

しかし、快適さを求めるなら・・・

 

快適さを求めたら、高額なタンクレストイレしかないのか？

タンクレスよりもお求め安く、快適さは高性能のタンクレス並み・・
そんなオススメがあります。

 

トイレリフォーム　成功のカギは便座機能

 

高性能のタンクレス便器は機能が充実しています。

節水機能や汚れを防ぐ「アクアセラミック」や「セフィオンテクト」などの機能は便器の機能ですが、暖房便座や温水洗浄、「除菌水」「ルームリフレ」など使い心地に関する機能のほとんどは便座部の機能です。

 

便座の機能が充実すれば、使い心地は圧倒的に快適になります。

 

お求め安い、組み合わせ便器に、機能の充実した便座を組み合わせるのです。

スタイリッシュなタンクレスの便器でなくても、タンクのある組み合わせ便器で、
便座の機能を充実すれば、使い心地はタンクレスのトイレにも引けを取らないと思います。

 

温水便座の中には、最新のタンクレストイレと同じ機能を搭載した便座もあります。

 

タンクレストイレに比べお求め安い金額で、最新タンクレストイレと同じ快適さが得られるのです。

 

「温水便座はあまり使わない」「暖かければなんでもいい」という人もたくさんおられます。
「設置してあるけど苦手」と言われる人もおられます。

 

温水便座にあまりいいイメージを持っておられない方、一度、高機能な温水便座を体験してみてください。
考えも少し変わるかもしれません。

 

トイレリフォーム　～意外と知らない便座機能の違い～

 

温水便座には大きく2種類あります。
「貯湯式」と「瞬間式」です。

 

メーカーのカタログも店頭販売しているお店でもこの表示があまりしていない為、知らない人が多いです。

 

「貯湯式 」と「瞬間式」とは洗浄するお湯の事です。

貯湯式は便座内に貯めた水をお湯にして洗浄します。
瞬間式はお水を瞬間的にお湯にしますので、使いづづけてもお湯のままです。

 

勿論、価格にも差がでます。
貯湯式より瞬間式の方が価格は上がります。

 

使い心地はやはり瞬間式をオススメします。

「寒い冬に洗浄していたら途中で水になった・・・」
なんて事はございません。

 

タンクレストイレやタンク一体式のトイレであっても貯湯式はたくさんあります。

デザインよりも機能を重視する場合は、組み合わせ便器＋高機能便座がオススメです。

 

それ以外の機能は各メーカー、各グレードにより違います。

 

少し紹介します。

使い心地NO１！　TOTOアプリコットシリーズ

 

ＴＯＴＯウォシュレット「アプリコット」です。
温水便座＝「ウォシュレット」と定着するほどですが、「ウォシュレット」はＴＯＴＯの商品名です。

 

ちなみにＬＩＸＩＬの温水便座は「シャワートイレ」です。
これもＬＩＸＩＬさんの商品名。他社の温水便座はウォシュレットやシャワートイレとは言いません。

 

ＴＯＴＯが誇る「アプリコット」はＦ３ＡＷ・Ｆ３Ａ・Ｆ２Ａ・Ｆ１Ａとグレードがあり、「きれい除菌水」が標準装備されています。

 

きれい除菌水とは、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分（次亜塩素酸）を含む水です。
薬品や洗剤は使いませんので環境にやさしいのが特徴です。ＴＯＴＯさんの特許です。

 

このきれい除菌水を使い、使用後と8時間使用しない場合、きれい除菌水のミストを自動でボウル面にふきかけます。

 

また、使用前後にノズルにもこのきれい除菌水で洗浄します。

 

公共のトイレや不特定多数の人が使用する温水便座は使わないと言われる方のなかには、ノズルが不潔と思われている事もあると思いますが、使用した温水は角度的にノズルには直接 あたる事はありませんし、このアプリコットでしたら、毎回洗浄しますので安心して使えると思います。

 

他にも、Ｆ３ＡＷ では「瞬間暖房便座」「オート開閉」など さまざまな機能が使い心地を快適にしてくれます。

 

LIXILでは「パッソ」という瞬間式のシャワートイレがあります。グレードの高いＥＡ２４では鉢内抗菌のプラズマクラスターが搭載されています。

 

 

温水便座の歴史

 

 

 

 

国産最古の温水式便器は伊奈製陶（現LIXIL)の「サニタリイナ61」です。

1967年に生まれたそうです。
1980年代のＴＯＴＯ「ウォシュレット」が最古と思っていましたが、さらに前から作られていたようです。

 

ちなみにＴＯＴＯが最初に温水便座をつくったのが、1969年だそうです。

 

現在では日本の普及率は70パーセントに近いと言います。

海外の普及率は最近メキメキ上がっているようで、日本の製品のあまりのよさに旅行のお土産でも大人気のようです。

 

ただ欧州地域では文化の違いか普及率は少なくこれからのようです。

 

イメージよりもまず試してもらえば、その使い心地にあっという間に普及されると思います。

 

「便座はなんでもいい 」「温水便座はあまり使わない」という方。是非一度、高機能な便座を試してください。

考えは変わるかも知れません。